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遊んでアーティストの画像

私の手もとには小さなお友だちから贈られた作品がつまった宝箱があります。その中からとっておきのお気に入りを随時ご紹介します。

長い間私は、朝日小学生新聞の日曜版に「遊んでアーティスト」という、新聞ほぼ一面全部のコーナーを連載しています。右側が最近の紙面。マグリッドに挑戦した子どもたちの作品が並んでいます。

東京都 上中 健くん

今年も上中くんのカレンダーが届きました。
いろいろな国の電車も登場しています。
個性あふれる電車をみているだけでまるで
旅をしているようです。
毎月カレンダーをめくるのが楽しみです。



2008年10月25日放送のNHK教育「ヒミツのちからん ど」で「ピカソに挑戦!」を子どもたちと(もちろん熱い思いにあふれた他の出演者の方々、スタッフの皆さまと)行いました。


その時、テレビに映らなかった残りのお面が左と下。どうです、三人ともなかなかピカソしてるでしょう!! 許可をもらって、ここにアップします。またひとつ、私のお気に入りのものが増えました。みんな、ありがとう。


スタジオでいきなりお絵描き。子どもたちだって緊張するだろうし。。。うまくいくかなと不安もありました。ところができあがりは。。。番組を見ていただいた方には十分伝わったことと思います。子どもたちはしばらく悩んでいる様子でしたが、やがて手を動かすと一気に楽しそうに描いてくれました。

「ピカソに挑戦!」も、10年近くいろいろな機会にやらせていただいてきた「名画に挑戦!」シリーズのひとつ。ピカソのことをいろいろ考えていくうちにできあがったものです。


むずかしく言えば、ピカソはアフリカの部族彫刻などに影響を受け、ラファエロ以来のアカデミックな西洋絵画の規範を乗り越えたともいわれています。そんなことはどうでもいいことです、ね。子どもたちがなんとなくピカソの絵と友だちになれたらうれしいと思っています。


神奈川県 安達 大介くん

大介くんの作品とは、朝日小学生新聞の紙面でときおり出会っていましたが、大介くん本人と会ったのは、朝日小学生新聞のサマースクールでした。大介くんはお兄さんと一緒に私の教室にすわっていました。そのときのテーマは「ピカソに挑戦」。その夏の終わりにこのプレゼントは届きました。いらい私の宝物になりました。


東京都 上中 健くん

上中くんの作品とも朝日小学生新聞の紙面で出会いました。上中くんの電車はなんともいえぬ温かな雰囲気をたたえていて、私をいつもひきつけます。ちょっとひしゃげた上中くんの電車は、大人が決して描けない世界だと思います。今年も上中くんの手作りカレンダーが届いたときはホント、うれしかったです。



※作品は作者(家族)の了承を得て掲載しています。
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