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『みどりのなかのジュール』

ジェローム・リュイリエ(作) 結城 昌子(翻訳)
小学館  ¥ 1,544 (税込)

主人公は森の中の川をくだって旅に出ます。その先々でいろいろなものに出会い、やがて。細部に注目してめくっていくのが楽しい本です。名画も絵本の絵も周辺や隅っこがけっこうおもしろいのです。

『紙の町のおはなし』

クヴィエタ・パツォウスカ (作)結城昌子(訳)
小学館 ¥ 1,890(税込)

パツォウスカーさんは世界的絵本作家。かなりのお年でしたが、チャーミングで芯の通った素敵な女性です。彼女と組んで新作が生まれたのはラッキーなことでした。ぜひ読んでみてください。

直感こども美術館『見てごらん!名画だよ』

マリー・セリエ (著)結城昌子(監訳)
西村書店 ¥ 2,940(税込)

西村書店さんから原書を見せてもらった時、驚きました。私の『ひらめき美術館』にそっくりだったからです。監訳なんておこがましいのですが、「やってみたい」と思いました。きれいな本です。

直感こども美術館『プリミティブアートってなぁに? 』

マリー・セリエ (著)結城昌子(監訳)
西村書店 ¥ 2,940(税込)

表紙の写真を見てください。かわいいでしょ。「原始美術」と日本では訳してきましたが、この本で扱っている作品には原始的などとはまったく違った宇宙が広がっています。アートって大きいですね。

『だれでもアーティスト』

ドーリング・キンダースリー社(編) 結城昌子(監訳)
岩波書店 ¥ 2,200(税込)

どのページも、私の「名画に挑戦!」ワークショップにそっくりでビックリ。名画好きは世界中共通ですね。この本、夏休みの自由研究のテーマに困った時に重宝します。やってみると画家の心が分かりますよ、きっと。

『今日からアーティスト』1〜3巻

フィオナ・ワット(著) 結城昌子(監訳)
フレーベル館 ¥ 12,540(3巻セット)(税込)

いい本だと思ってお手伝いさせていただくことにしたものの、完成まで大変でした。その甲斐あってか、小さな愛読者から連絡が来たりします。「この本を図書館の書棚で見つけてから、絵を描くのがますます好きになりました!」って。うれしいですね。

『モナ・リザをぬすんだのはだれ?』

ルーシー・ナップ(文)
ジル・マックエルマリー(絵)
結城昌子(監訳)
岩波書店  ¥ 1,650(税込)

「モナ・リザ」はこんな誘拐(盗難です)にあっていたんですね。しかも犯人の動機がちょっとかわっている! 絵も、全面をいろどる模様もスタイリッシュ。夏休みの推薦図書に選ばれたりして、ファンが多い絵本です。

『ゴッホ 風がはこんだ色彩』

キアーラ・ロッサーニ(文)
オクタヴィア・モナコ(絵)
結城昌子(監訳)
西村書店 ¥ 1,980(税込)

ゴッホと弟テオという仲良し兄弟の人生を絵本にしています。二人の間に交わされた手紙をもとに、ゴッホのあの強烈なタッチとはまた違った独特の絵で、画家の心の内側を追いかけていきます。

『フェルメール この一瞬の光を永遠に』

キアーラ・ロッサーニ(文)
アンドレア・アレマンノ(絵)
結城昌子(監訳)
西村書店  ¥ 1,980(税込)

日本では今や大人気の画家フェルメール。その人生はほとんど分かっていません。作者は、画家を子だくさんの父親にして、あわただしい中で苦労しながら絵をえがいていく様子を物語にしました。絵もテキストも楽しめます。